「マーケティング」が必要だと言われるが、具体的にどのようなことを考え、行っていけばよいのかわからないという経営者は多いのではないでしょうか?
そこで当サイトではマーケティングについて基本理念から方法論まで紹介をしてきます。
マーケティングとは?
マーケティングの定義
アメリカ・マーケティング協会では以下のように定義しています。(訳)
マーケティングとは、顧客、依頼人、パートナー、社会全体にとって価値のある提供物を創造・伝達・配達・交換するための活動であり、一連の制度、そしてプロセスである。
アメリカ・マーケティング協会
日本マーケティング協会では1990年に以下のように定義しています。
マーケティングとは、企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合的活動である。
日本マーケティング協会
要するにどうゆうことか
こちらからお客様に営業をしなくても、お客様が買いたくなるようなニーズに合った商品を、適切なターゲットに発信し、お客様に買ってもらえる。そんな「売れる仕組み」を作ること
マーケティングについて
では、現在主流になっておるマーケティングとは具体的には、どのようなものがあり、どのような活動をするのでしょうか?
ダイレクト・レスポンス・マーケティング
コロナ禍で、急速に発展してきたのが、ダイレクト・レスポンス・マーケティングです。今後は、大手企業がテレビ、ラジオや大規模な広告を不特定多数の人に大々的に展開するマス・マーケティングに並び、間違いなく主流になると思われます。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングの手法
ダイレクト・レスポンス・マーケティングのステップは以下の通りです。
1.集客 : 見込み客(リード)を獲得します。
2.育成 : 見込み客とメールマガジン等を通して信頼関係を結んでいく。
3.販売 : 見込み客等に商品やサービスなどを販売する。
集客 – 見込み客(リード)の獲得
一番の目的は見込み客(リード)のリスト(メールアドレス)の獲得です。
獲得方法
1.SNSなどのサイトに広告を出し、SNS広告から自社が運営するWebサイト[ランディングページ(LP)]に誘導する。
2.誘導した自社が運営するWebサイト[ランディングページ(LP)]で、見込み客が欲しいと思うリードマグネット[安価な商品や無料サンプル、無料レポートなど]を提供する対価として、メールアドレスや名前を登録してもらう。
販売 – 見込み客等に商品やサービスなどを販売する
見込み客にメールマガジンなどで情報提供などをすることで、信頼関係を構築します。
信頼関係の構築方法
1.商品・サービスについての思い込みや誤解をなくし、正しい知識をつけてもらうことで、興味がある程度の見込み客から願望や問題を自社の商品・サービスが解決できるということに気づいてもらい、欲しいと思ってもらえるように見込み客を育成していきます。
2.見込み客からの質問に答えたり、見込み客がどんな願望や問題を持っているか、アンケートを取るなどします。
販売 – 見込み客に商品やサービスなどを販売する
いよいよ信頼関係を築いた見込み客(リード)に商品やサービスを販売します。
商品・サービスについての思い込みや誤解なくなり、願望や問題を解決できるということに気づき、欲しいと思っている状態で販売の案内をします。
緊急性や限定性、魅力的なオファーを提供することで、高い確率での購入が期待できます。
たとえ今回購入してもらえなかったとしても、何度でもアプローチすることが可能です。
見込み客から顧客に – ここからが本番
購入したら終わりではありません。
購入してくれた顧客に対しては、リピーターになってもらえるようにします。
フォローメールを定期的に送ったり、アフターサービスを行うことで、「継続的な信頼関係」を構築します。
そしてまたオファーをします。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングに向く製品
ダイレクト・レスポンス・マーケティングに特に向いている商品・サービスを紹介します。
特に向いているもの : まだ、世に広まっていない商品や高額な商品です。
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